Javaを武器にあらゆるキャリアを切り開ける環境——アクセンチュアでソリューション・エンジニアとして働く魅力

世界最大級のコンサルティング企業であるアクセンチュア。ここには、ブロックチェーンなどの最新技術やSalesforceなどのクラウドソリューションに関わる経験を得ながら、挑戦を後押ししてくれる環境があります。
今回は、テクノロジー コンサルティング本部インテリジェントソフトウェアエンジニアリングサービス(IES)グループのシニア・マネジャーであるMasatsugu Y.さんとクラウドファーストアプリケーション(CFA) グループのエンジニアであるManami T.さんにインタビューを行いました。
Javaを中心に開発を行うソリューション・エンジニアとはどのような役割を担う仕事なのか、どのような経験・スキルを得ることができるかなど、お二人の経歴を踏まえてお話を伺いました。

Masatsugu Y.
テクノロジー コンサルティング本部 インテリジェントソフトウェアエンジニアリングサービス(IES)グループ  ITソリューション シニア・マネジャー
日系SI企業を経て、2012年アクセンチュア入社​。小売業、金融業、官公庁系プロジェクトでテクノロジー​アーキテクトとして活躍。​近年はブロックチェーンを活用したシステム開発のメインアーキテクトを務める。ブロックチェーンに関する講演経験多数。

Manami T.
テクノロジー コンサルティング本部  クラウドファーストアプリケーション(CFA) グループ
第二新卒で入社。Javaの経験を活かし、CFAのエンジニアとして活躍

自分のなりたい像を切り拓ける環境

——まず、簡単にこれまでのご経歴とアクセンチュア入社の理由を教えてください

Masatsugu Y.:日系のSIerで5年ほどシステム開発を行ったのち、2012年アクセンチュアに入社しました。以前から、国内だけでなくグローバルの開発プロジェクトに関わることで自分を成長させたいという思いがありましたが、前職ではその機会がなく、グローバル規模の開発プロジェクトに携われる機会の多いアクセンチュアに入社する事を決めました。
グローバルプロジェクトに関心があったのは、開発規模の大きさに加えて、時差や言語の違いなど様々な要素を考慮したうえで開発を進めていく複雑性があり、そういった難易度の高い開発に携わる事でしか得られない経験を積むことが今後のエンジニアとしてのステップアップになると考えたからです。

Manami T.:新卒で日系のSIerに入社して1年半従事したのち、2016年にアクセンチュアに入社しました。前職では金融のソリューション部に所属していたのですが、より幅広い分野にチャレンジしていきたい思いがあったのと、職種もエンジニアに留まらず、コンサルタントなどの上流の業務にも興味があり、アクセンチュアが理想の環境であると感じたのが入社の理由です。

——実際に入社してみて、当初抱いていたイメージは変わりましたか?

Masatsugu Y.:以前から優秀な人たちが多いイメージはありましたが、予想した以上に技術力の高いエンジニアが多かったのは驚きました。
特定の領域でとても高いスキルを持っているエンジニアや、中には一人で全システムを作れるんじゃないかと思うようなレベルのエンジニアもいます。そういった人達が同じ会社の中に多くいて一緒に開発を行えるのはアクセンチュアならではだと思います。

Manami T.:外資のコンサル系の会社ですし、正直ドライな雰囲気かなというイメージを抱いていたのですが、入社してみるとそうでもなくて。一人前のスタッフになれるように、積極的なキャッチアップと高めのハードルを求められるのかなと、気を引き締めていたのですが、親身になって手取り足取り教えて貰えて安心しました。

——お二人とも前職はSIerですが、前職と比較して環境の違いなどはありますか?

Masatsugu Y.:開発環境の違いでいうと、アクセンチュアではプロジェクトにおける技術やツール選定の自由度がとても高いと感じます。
前職の時には、開発の際に独自フレームワークやライブラリを使わないといけない事やエディターなどのツールが初めから決められていて、柔軟性が低いと感じることもありました。
アクセンチュアではDevOpsやセキュリティなど、各専門領域ごとに最適な技術・ツールの選定や組み合わせなどを考えるチームがあるので、そこと連携することでプロジェクトにとって最適な組み合わせで開発ができます。いい技術があれば積極的に取り入れられる環境があるのは、顧客にとってもエンジニアにとっても良い事だと思います。

Manami T.:アクセンチュアではキャリアの選択肢が広いのと、挑戦する気持ちがあればそれを後押ししてくれる環境があると思います。前職では一度配属されたら、希望に関わらずその業界・業種でしばらくやっていかなければなりませんでしたが、アクセンチュアでは希望を尊重してアサインしてくれる事が多いと感じます。入社後も元々希望していたSalesforceを扱うチームに行くことができました。

—— Manami T.さんがSalesforceを扱う部署を希望されていたのは、どういった理由からなのでしょうか?

Manami T.:Salesforceは、「色々な業界に新しい製品を作り、この世の中のビジネスがすべてSalesforceで管理されている世界」を目指しています。世界を変えてくれそうな将来性に、面白さを感じたのが希望を出した理由です。

前職でJavaを学んでいた経験を活かすことができるのも大きいです。今のプロジェクトでは、開発したりプログラムを自分で組むことはないのですが、自分で開発をした経験がないと、正しく見積もって提案をすることが難しいため、これまでの経験が役に立っています。

常にベストなソリューションを追求できる

——次に、ご担当されている業務をお伺いできますでしょうか?

Masatsugu Y.:これまでは小売りのグローバルプロジェクトや官公庁、保険業などのプロジェクトに携わってきましたが、ここ2~3年は、ブロックチェーン技術を活用したシステム開発を行うプロジェクトにおけるアーキテクトリードを担当しています。プレスリリースなどでも発信しているプロジェクトなのですが、金融関連のお客様の地域ポイント管理システムの構築などを行っています。

Manami T.:プロジェクトによって仕事の内容は変化するのですが、現在はクラウドサービス導入におけるプランニングフェーズの業務を担当しています。お客様となる企業の業務の現状をヒアリングして分析し、目指すべき方向に向かうために、最適なパッケージを提案するというもので、色々なSaaSのパッケージがある中で、私はSalesforceの提案を主に行っています。

——アクセンチュアのソリューション・エンジニアとして働いてみて感じる、魅力はどんなところにありますか?

Masatsugu Y.:1つは様々な規模・業種・業界のプロジェクトに関われることです。所属しているのが業界横断の部署という事もあり、金融以外にも流通・製造など幅広い業種・業界のプロジェクトに関わることができます。
また、アクセンチュアならではの大規模サービスやグローバルプロジェクトも多く、スケールの大きな業務に数多く携われる機会は多いと思います。

2つ目は、コンサルティング会社という事もあり、プロジェクトの運営方法や顧客への提案能力など技術だけでなくエンジニアとしての”総合力”を磨けるという事です。領域を広げて総合的な能力を身に着けていくのか、エンジニアとしての技術に特化して経験を積んでいくのか、その人の志向性にもよるのですが、選択肢が多いことも魅力なのかなと思います。

Manami T.:Salesforceのグローバルアライアンスパートナーである事もあり、Salesforce社の社員との繋がりが深いので、アクセンチュア内にナレッジを持っているスペシャリストの集団がいます。私たちはプロジェクトを進める中で、技術的な疑問が出た際に、忙しくてなかなか調査に時間を割くことができません。そんな時、彼らはとても頼りになる存在です。

たとえば、グループ内のコミュニティで「よろず相談」というチャットグループがあり、困ったことや疑問を投げ込めば、スペシャリストの誰かが回答をしてくれます。知識が本当に豊富で、上位認定資格を持っている方もいて、「調査お願いします」と頼める環境があるのはありがたいです。

——ソリューション・エンジニアとして働かれるうえでどのような時に最もやりがいや面白さを感じますか?

Masatsugu Y.:担当しているお客様から感謝された時はもちろん達成感がありますが、個人的には開発を進める時点で考えられる最高のソリューションを追求できた時が一番嬉しいです。常に力を出し切ることが求められるので、その分プレッシャーもありますが、目的を達成するためにプロジェクト全体にとってベストな方法を考え抜き、完遂できた時の達成感はその分大きいです。
アクセンチュアでは開発における自由度が高い分、工夫のしがいがあり、どこまでも良いものを追求できるので、そこにやりがいを感じるのかもしれません。

Manami T.:お客様から「こうしたい」という夢を語っていただきながら未来像を一緒に整理し、実際にカスタマイズしながら、お客様の叶えたかった業務プロセスを実現できる瞬間に立ちあえることが、一番やりがいがありますね。
自分が新規で0から作った機能を使ってもらって、そのおかげで組織の売上や成果が上がる様子を見ることができた時に「導入できてよかった」とやりがいに感じます。

必要なのは「変化に対応できる柔軟性」「常にキャッチアップし続けるマインド」

——技術向上のための環境やサポートなどはどういったものがあるのでしょうか。

Masatsugu Y.:技術のトレーニングや勉強会なども充実しているので、そういったものを活用して技術面のインプットをしていける環境は用意されています。
個人的にはスキルを磨こうと思えば現場に入って優秀なエンジニアと一緒に開発していくのが一番スキルの向上に繋がるかと思うので、より多く現場で経験を積むのが早いですね。
前述したように、アクセンチュアには優秀なエンジニアが多いので、そういった方々と一緒に開発を行うだけで自然とスキルは磨かれていくと思います。

Manami T.:社内でのトレーニングの機会も多く用意されていて、週に2~3回は、何かしらの事例紹介や新機能の勉強会が開催されていますし、Salesforceの認定資格の取得に向けた教材も揃っています。独学でSalesforceを学びながら、資格の勉強をされている方も多いです。

——アクセンチュアで働く上で、どんな方がマッチしていると思いますか?

Masatsugu Y.:主体的に動ける方、変化を楽しむことができる人だと思います。
金融業界もテクノロジー活用が進んでいて、私が現在行っているようなブロックチェーンなどの最新技術に関わる機会も増えてきています。そういった新しい技術や変化に柔軟に対応できる人がより活躍できるかと思います。マネジャーとしてもメンバーに失敗を恐れず、常に背伸びして新しいことに挑戦してほしいと伝えるようにしています。

Manami T.:CFAに関して言えば、スキルの有無より、自分で興味を持ってどんどんキャッチアップできるマインドがあるかは大事だと思います。Salesforceで言うと、パッケージなのですが奥が深くて、新機能が追えないくらい年に何回ものバージョンアップがリリースされます。お客様の毎回の提案の際に、常に今のSalesforceがどういう状態なのか、キャッチアップしておく必要があるからです。

——最後に、ご興味を持っていただいているエンジニアの方にメッセージをお願いします。

Masatsugu Y.:エンジニアとしての技術を磨きたい方も、コンサルティング力を高めたい方もチャレンジできる機会が沢山あります。
自分がそこまで積極的でないと感じている方であっても、周りの優秀なエンジニアと働くことで刺激を受けながら自然と実力はついてくるので、是非構えず挑戦してみて下さい!

Manami T.:SalesforceやSAPなど、SaaSの領域をアクセンチュアは得意としているので様々なクラウド製品を勉強できる環境があります。社内にナレッジやアセットが十分にあり、未経験からでも入社後スペシャリストになれるチャンスがありますので、少しでも興味がある方はぜひ一緒に楽しみましょう!

——ありがとうございました!